今年の漢字/命
今年の世相を象徴する漢字に「命」が選定されたとのこと。
そもそも命の語源は、令に口で、『字通』によれば、令は礼帽を著けて、跪いて神の啓示を受ける形に由来とのこと。
また口は、口は祝詞を収める器のさい。
したがって命とは、神に祈って、その啓示として与えられるものを命という。
赤ん坊は、天上界からこの親の子になりたいと選んで生まれてくるという。
国語事典では、例えば、『岩波 日本語表現辞典』では、命について以下のように表記している。
①生物の生きる力・期間。
②一番大切なもの
世は、歌につれ、歌は世につれではないが、神に祈って与えられた大切な限りある命が粗末に扱われているとすれば、この世の中が相当に壊れてきているということ。
過去は、人の記憶の中にしか存在しないもの。
いやな過去は、今日限りできれいさっぱりと忘れることが一番。
今の刻を大切に精一杯、心ある人の努力を積み上げ、世直しが必要か。
読売新聞のサイトでは、以下のように報道しています。
「<<今年の漢字は「命」…ご出産やいじめ自殺問題など>>1年の世相を表す「今年の漢字」が「命」に決まり、12日、京都市東山区の清水寺で、森清範貫主が特大の色紙に揮毫(きごう)した。
秋篠宮妃紀子さまが悠仁(ひさひと)さまを出産された一方、いじめによる子どもの自殺が社会問題化、飲酒運転による死亡事故が相次ぐなど、生まれた命、絶たれた命、奪われた命、そして、命の不安への膨らみが理由という。
日本漢字能力検定協会(本部・京都市)が1995年から年末に全国公募。
今年は9万2509票のうち、「命」が8363票を占めた。2位は「悠」、3位は「生」だった。
(2006年12月12日14時46分 読売新聞)






