モーツァルト石に再注目
今年は、モーツァルト(1756~91)生誕250年だが、鉱物マニアの間で「モーツァルト石」と命名されている鉱物が注目されているとのこと。
「モーツァルト石」は、これまでにイタリアと日本の2カ所でしか見つかっていないとのこと。
以下は、asahi.comのニュースでは、以下のように報道されている。
「イタリアの研究グループが91年、同国北部のマンガン鉱山から発見した赤褐色の地味な石。
一方、同じ石を、92年に愛媛大理学部地球科学科の皆川鉄雄・助教授も愛媛県大洲市の上須戒(かみすがい)鉱山で見つけた。
93年、イタリアグループが発表した論文のデータを見て、同じ石と分かった。鉱物の命名は国際的な命名委員会の承認が必要。
同国グループは「91年はモーツァルト没後200年」「歌劇『魔笛』は鉱物に関係が深い」などとして「モーツァルト石」の名称を主張。
国立科学博物館の松原聡・地学研究部長によると、「魔笛」には特別の鉱物は登場しないが、物語の背景には錬金術や化学者が多い秘密組織フリーメーソンがある。
当初は難色を示した命名委も最後は承認した。
「音楽家の名前がついた石は他にない」と松原さん。「ゲーテ石」という石はあるが、文豪ゲーテは鉱物を研究していた。この石はマンガン鉱床の多い日本では他でも見つかる可能性が高いという。」(「Asahi.com記事」より)
こちらが愛媛大理学部によるモーツァルト石「Mozartite」(右上の褐色部分)を含んだマンガン鉱の写真。
こちらのサイトに詳しいモーツァルト石「Mozartite」の解説があります。
マンガン鉱山は、日本にも沢山あったのですが、現在は、全て閉山になっています。
上須戒(かみすがい)鉱山以外にも、モーツァルト石に出会えるかも、もしかして出会った時に聞こえてくるのは、「魔笛」か?
かの有名な小林秀雄の評論の『モオツァルト』の中で、交響曲40番の第4楽章について「大阪の道頓堀をうろついていた時、突然、このト短調シンフォニイの有名なテーマが頭の中で鳴ったのである。」と述べているが。
思いつくまま丹波のマンガン鉱山、北海道の稲倉石鉱山、北海道の八雲鉱山、茨城県の高取鉱山などがありますが,系統的にしっかりと調べることが必要です。
モーツァルト石「Mozartite」:かなり地味な石です。






