ウェブ進化論
昨今のウェブ社会を象徴するキーワードとして、Web2.0、ロングテールなどが話題となり、またそれらをテーマにした本が相次いで数多く出版されてきている。
グーグルに象徴される技術革新の流れ(オープンソース現象とマスコラボレーションなど)を外挿するとこの先、どんなウェブ社会へと変化が進むのか、不確かな将来を予測してみるのに有力な方法は、ここ10年から現在までの流れを総括することと思います。
この変革の流れの中で、変化の本質はどこにあるかなどを考えて見るのに良いトリガーを与えてくれる本を紹介します。
本書:「 ウェブ進化論 本当の大変化はこれから始まる」です。
著者は、梅田 望夫氏で、2006年2月に筑摩書房よりちくま新書として発行されています。
著者は、'94からシリコンバレーに在住し、コンサルタント会社を運営していますが、IT分野の教祖的オピニオンリーダーの立場にあります。
本書の表紙に、第5章の末尾記載を引用して以下の内容が書かれてあります。
「不特定多数無限大の良質な部分にテクノロジーを組み合わせることで、その混沌をいい方向へ変えていけるはずという思想を、この「力の芽」は内包する。そしてその思想は、特に若い世代の共感をグローバルに集めている。思想の精神的支柱になっているのは、オプティミズム(楽天主義)と果敢な行動主義である。…」
本書の表紙の折り返しには、以下のことが書かれてあります。
「インターネットが登場して10年。いま、IT関連コストの劇的な低下=「チープ革命」と技術革新により、ネット社会が地殻変動を起こし、リアル世界との関係にも大きな変化が生じている。ネット参加者の急増とグーグルが牽引する検索技術の進化は、旧来の権威をつきくずし、「知」の世界の秩序を再編成しつつある。そして、ネット上にたまった富の再分配による全く新しい経済圏も生まれてきている。このウェブ時代をどう生きるか。ブログ、ロングテール、Web2.0などの新現象を読み解きながら、大変化の本質をとらえ、変化に創造的・積極的に対処する知恵を説く、待望の書。」
時代の変化内容を指摘!
国家戦略策定にも役立つ見える化本
示唆に富んでいる
これからの大変化について、「オプティミズムに支えられたビジョン」が提示されている
Googleの宣教書ながら未来予知の本もう少しイラストでも入っていると更に良かったのですが、ほとんどが活字になっていますが、文章は、ロジカルで分かり易く書かれてあると思います。
なお本書の、目次は、以下の内容です。
序章 ウェブ社会――本当の大変化はこれから始まる
第1章 「革命」であることの真の意味
第2章 グーグル――知の世界を再編成する
(1) グーグルの実現する民主主義
(2) インターネットの「あちら側」の情報発電所
(3) グーグルの本質は新時代のコンピュータ・メーカー
(4) アドセンス――新しい富の分配メカニズム
(5) グーグルの組織マネジメント
(6) ヤフーとグーグルはどこがちがうのか
第3章 ロングテールとWeb 2.0
(1)「ロングテール現象」とは何か
(2) アマゾン島からアマゾン経済圏へ
(3) Web 2.0・ウェブサービス・API公開
第4章 ブログと総表現社会
(1) ブログとは何か
(2) 総表現社会の三層構造
(3) 玉石混交問題の解決と自動秩序形成
(4) 組織と個とブログ
第5章 オープンソース現象とマス・コラボレーション
(1) オープンソース現象とその限界
(2) ネットで信頼に足る百科事典は作れるか
(3) Wisdom of Crowds
第6章 ウェブ進化は世代交代によって
(1) インターネットの普及がもたらした学習の高速道路と大渋滞
(2)不特定多数無限大への信頼
終章 脱エスタブリッシュメントへの旅立ち
| 【このページをソーシャルブックマークしてみんなに紹介する!】 | |


TBありがとうございました。
私も最近この本を読んだのですが、情報関係の
学生なのですが、改めてインターネットの可能性に
惹かれてしまいました。
インターネットってホントにすごいですよね?
これからインターネットを利用したビジネスがどの
ように普及されていくのかがホントにおもしろ
そうです。
これからもブログの更新頑張ってくださいね。
投稿者: たかやん/たかやんのプラダイっ♪♪ | 2006年08月28日 23:11