歌唱力向上ソフトでプロ歌手なみのビブラートを
『コロンビアのポップスミュージシャンのシャキーラ(Shakira)のように歌うには、”1”番のキーを押して』というような調子で、ユニークなソフトウェア開発では、定評のあるイスラエルのテルアビブ大学では、近代のプロ歌手の条件の1つである「美しいビブラート」を学習できるソフトウェアを開発を行ったとの発表。
もとはと言えば、この開発は、「バイオ医学の信号処理およびコントロール」といった研究論文に着目したのが発端とのこと。
ビブラート(Vibrato)は、「振動する」という意味で、演奏・歌唱の際に音を伸ばすとき、その音の見かけの音高を保ちながら、その音の特に高さを揺らし、1つの音がわずかな音程でうごくことといった方法になる。
声楽や木管楽器などでは、横隔膜の上下振動で、弦楽器では弦を指でおさえたまま左右にうごかして、音をふるわせる
声楽の場合には、人間の声は定常的な持続発声をしていても、その高さと強さには、僅かな変動が生じている。この生じた変動が規則的でしかもある範囲におさまっていると、音を聞いた側の印象としては、音の響きは豊かで望ましいものとなる。このような音声の変動現象がビブラート。ビブラートの変動の範囲は、高さの変動については、声の高さ(周波数域)によって異なり、低音の場合には、1秒間に3~5周期程度、高音については、6~10周期程度が好ましいと言われています。
ビブラートの多用を特徴とする歌唱法から、ほとんどビブラートを用いないものまで歌手も歌唱法も人生も色々ですが、ビブラートは、歌唱に表情を付け加えることになる。「美しいビブラート」は、プロ歌手の要件のような面があります。
テルアビブ大学の研究グループでは、ビブラートの品質を評価し、その結果を歌い手にフィードバックすることにより歌唱技術を向上させることができることを意図したアプリケーションを開発したというもの。
同大学では、多数の学生による歌唱サンプルと声楽の専門家による判定をデータとして、集め、ビブラートスタイルと歌唱の品質との関連性を計測・評価してビブラート学習アルゴリズムといったものを構築した。
この解析に基づいて、コンピュータでのビブラート品質判定が可能となり、その判定は声楽指導者によるもの匹敵するレベルが可能となったもの。
さらにバイオフィードバックループとディスプレイを追加することにより、歌い手がリアルタイムで自分のビブラートを見て修正していくことが可能になったというもの。
先生の指導を受けなくても自習でプロの「美しいビブラート」を習得できるというもの。
データでは、クラシックからポップスは基本データで検討されたようだが、日本の演歌の場合はどうだろうか。
このソフトで秘かに宴会のカラオケのため腕を磨いておくか、でもソフトの価格はどのくらいになるのだろう。
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