損保ジャパンと日本興亜が経営統合を発表
本日(3月13日)、損害保険ジャパンと日本興亜損害保険は、東京都内で記者会見を開き、共同持ち株会社の設立による経営統合を正式発表した。
両社で基本合意書を交わしたとのこと。
すでに三井住友海上グループホールディングスとあいおい損害保険、ニッセイ同和損害保険の3社が2010年4月に経営統合するので、損保業界は、大手損保は、単独での生き残りを図る東京海上ホールディングスとの3グループに集約されることになる。
2001年から2006年にかけて合併や吸収によって損害保険の上場会社は、14社から7社へと半減したがさらに世界同時不況の背景下で自動車の販売不振などによる市場収縮の影響を受けた形での経営統合の第二ラウンドが一挙に進んだことになる。
なお損害保険ジャパンと日本興亜損害保険は、2010年4月に共同持ち株会社を設立し、ともにその完全子会社となる形態での経営統合。
株式移転比率等の詳細は、今年7月までに算定していく方針とのこと。
これに伴って両社は上場廃止し、完全親会社となる共同持ち株会社が新規上場申請をするとのこと。
損害保険ジャパンは、もともと米同時テロの影響による保険金支払いから経営破綻した大成海上火災と安田火災海上(破綻した第一ライフ保険を統合)と日産火災海上とが合併してできた会社。
日本興亜損害保険も興亜火災海上保険と日本火災海上保険が合併し、さらに太陽火災海上保険と合併してできた会社。
これまでの生い立ちから損保ジャパンは、個人向け自動車保険や火災保険の販売力が優れている。
一方、日本興亜損害保険は、旧三和銀行との結びつきが強く、三菱UFJフィナンシャルグループ(MUFG)系と見られているが、地方銀行との結びつきに特色を持っている。
両社とも国内に広い顧客基盤を持ち、本業の収入である正味収入保険料は、08年3月期の両社合算で2兆673億円であった。
これにより、国内の損保大手6社は、保険料収入で2兆円を超えるメガ損保3グループに集約されていくこととなった。
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