山口母子殺害差し戻し審
山口県光市・母子殺害事件の差し戻し控訴審は、28日、広島高裁で3日間の集中審理を終え、遺族の本村洋さんの記者会見ならびに話題の21人の弁護団代表の記者会見がテレビのニュースでも繰り返し報道されています。
母子殺害の事実は、厳然たるもの。
殺害に至った元少年の心情は、その心の奥底に自らの行為を悔いて遺族にも詫びる心情があってこそ、はじめてその言葉が生の心情を吐露していると真実味を帯びるのであって、その心情なるものについては、後から、どのような理由付けもできるので、まして、今回のような主張だと、誰の目から見ても「身勝手で、亡くなった者への尊厳のかけらも見られない」としか見えません。
そもそも心情といった部分は、時間が経つにつれ白黒と揺れ、自分でも分からないような世界で、このような内容について、何をどのように言っても嘘で作り話かとしか聞こえません。
今回のような荒唐無稽なストーリー展開のような元少年と弁護団のスタンスだと、これは、情状酌量、悔悟という言葉とは無縁で、死刑の道にまっしぐらしかないように思われます。
弁護団は、このような展開の結末を先刻承知で元少年を利用して自分たちの横車の主張をただアピールし、単純に自分たちの主義主張をアピールするための宣伝材料として利用しているとしか思えません。
どのような弁を尽くそうと、母子は戻ってくる訳でなく、無残に殺害されたことの事実は、変わりません。
今回の差し戻し控訴審の趣旨は、無期懲役か死刑かを審議すること。
無期懲役への可能性は、元少年が自分の罪を悔いて、遺族に対しても、自らの犯した罪についても悔悛の情を示ことで、情状の余地があるかという一点ではないかと思われる。
「叫び出したいこともあったが、怒ってしまっては負けだと思った」として、本村さんは、妻弥生さんと長女夕夏ちゃんの遺影を胸に抱き、傍聴席に座り続けたことが報道されています。
また 28日の公判で、退廷する元少年と事件後初めて2回も目が合ったと報道されています。
本村さんは、元少年から「鋭い目でにらみつけられた」と話し「この人間を社会にかえしてはいけない。裁けない司法ならば、いらない」と語ったとのこと。
本村さんは、不条理で不毛としか見えない21人の大弁護団と孤軍奮闘のように見えますが圧倒的多数の世間は、強く本村さんを応援しています。本村さんには、良識ある世間が付いています。
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