やらせのタウンミーティング
国会で紛糾している政府タウンミーティングのやらせ問題。
かなりの部分がやらせだったとの報道。
livedoor ニュースで夕刊フジの記事から以下のように伝えている。
「やらせのタウンミーティングに巨額税金のデタラメ
国会で紛糾している政府タウンミーティングのやらせ問題。これまでに開催された174回のうち、半数近くで“仕込み”が行われていた疑いが出ているが、塩崎官房長官は「現場の行き過ぎがあった。今後は誤解を招くようなことは一切やめる」というひと言で片付けようとしている。新聞もあまり報じていないし、TVもほとんど取り上げていないが、とんでもない話だ。「やらせの証拠が出てきた青森・八戸のケースだけでも、10人中6人が内閣府から指名ないし質問を依頼されていました。ほかでも行われていた可能性は高く、これだけ大がかりなものを現場の責任者だけで発案していたとは思えない。徹底的に追及する必要があります」(社民党・又市征治幹事長)
タウンミーティングは小泉改革の一環として01年に始まった。国民と閣僚の直接対話がウリだったが、質問者も発言内容も政府がでっち上げた巧妙なやらせだったのだ。6年間の政治利用のために使われた税金の額はベラボーだ。
「1回のタウンミーティングにかかる経費は平均1000万2000万円です。半数でやらせが行われたとしたら、これまでに十数億円もの税金が使われたことになります」(政府関係者)
内閣府はよほどうしろめたいのか、予算についてはヒタ隠しだ。タウンミーティング担当室に問い合わせたところ、「今年度予算は3億円で、今までに19回開催しています。エッ、昨年度ですか? 23回です。予算は……3億円台とまでしか言えません」。
さらに01年度からの毎年度予算を聞くと「まあ、そのー、今年度3億円ということでいいでしょうか?」などと言う。
01年度には全国を一巡するのに10億円かかったはずだが、なぜ秘密にする必要があるのか。
ここの責任者であるタウンミーティング担当室長も逃げ回っている。問題発覚の翌日に突然入院して、答弁を欠席。その後、職場には復帰しているが、取材にはダンマリ。
みーんなまとめて証人喚問した方がいい。
【2006年11月9日掲載】 2006年11月12日10時00分 」
国会でも本件が取り上げれているが、関係者のコメントは、「私は、未だ報告を受けていない。知らないなど」驚くべき無責任だ。
社長学の一倉定氏は、トップの責任について以下のように述べている。
「<<電信柱が高いのも、郵便ポストが赤いのも社長の責任である>>
「社長の責任において決定する」という意味は「結果に対する責任は社長が負う」という意味である。
それだけではない。「社長が知らないうちに起こったこと」でも全て社長の責任なのだ。会社の中では、何がどうなっていようと、結果に対する責任は全て社長がとらなけらばならないのだ。
人の上に立つものは、「部下が何をしようとそれは全て自分の責任である」という態度がなければ、本当の意味で人を使うことはできないのである。部下の信頼をうることができないからである。
社員というものは、社長を信頼することができない場合は働く意欲を失い、社長がいくら気合いをかけても決してこれに応えようとはしないのである。
(一倉定の社長学第六巻「内部体勢の確立」より)
社長を内閣府の責任者、大臣、官房長官、首相と置き換えてみよう。
「知らなかった。報告を受けていない」など国民から乖離してきていることを気づいて欲しいものだ。
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