ハドソン川へのUSエアウェイズ機の不時着
本日(1/16)の朝から昼のワイドショーのトップニュース。
ハドソン川に旅客機が不時着したというニュース。
150人の乗客、5人の乗員とも全員が無事に機体から脱出し、救出されたとのこと。
明るいニュースだ。
155人が乗ったUSエアウェイズ機のエアバスA320型機が気温、零下6度で厳寒のハドソン川に不時着したというどこかの映画のシーンで見たような話。
機長の判断が大惨事を回避し乗客全員の生還との明暗をわけた。
伝えられるところによるとニューヨークのクイーンズ地区にあるラガーディア空港を離陸した直後にガンの一種とみられる水鳥の群れに遭遇した。
左右両翼についたエンジンが同時にこの鳥を吸い込んでしまったものとみられているようだ。
バードストライクということで、飛行機の製造認可の際にエンジンのテストでこの鳥がエンジンに吸い込まれるトラブルに対処できることが要件の一つとのことだが、鳩の大きさ程度が想定されていてテストされているとのこと。
想定以上の多数の大きな鳥が両サイドのエンジンに吸い込まれてしまったとのことのようだ。
現場から数百メートル陸側には、ロックフェラーセンターなど高層ビル街やブロードウェーがあり、機体が陸上に墜落していれば大惨事となるところだった。
管制官は、最寄りのニュージャージー州の小規模空港に着陸を指示したようだが、機長がハドソン川への不時着がベストと判断したようだ。
テレビで紹介されていた写真だと年配者のように見えるが、57歳とのこと。
元空軍戦闘機の操縦士で、USエアウェイズ社に転職後は、29年間にわたり国際線も担ったベテラン。
不時着後、機長は最後に2回機内を歩き、残った人がいないことを確認して避難したとのこと。
サレンバーガという名前の機長とのことだが、多数の乗員の命を預かるパイロットの鏡で素晴らしいリーダーシップだ。
機長が一人孤軍奮闘しても乗員、乗客がその指示に従わなかったらまた違った結果だったかもしれない。
とくにこの飛行機に乗り合わせた乗員・乗客らの冷静で迅速な対応が奇跡的な全員救助につながった。
「お嬢吉三」ではないが、「こいつは、春から縁起が良いわい。」といったニュース。
歌舞伎なら『大統領』といった声がこのサレンバーガ機長にかかるところ。
そして、大統領と言えば、この20日に就任式を控えている次期大統領のオバマは、金融危機など多数の難題を抱えたアメリカをどのように操縦するのか。
オバマには、信頼感が持てる雰囲気が大いに漂う。
国民もきっとオバマの政策に応えて一致して難局打開に対応するだろう。
信頼感が持てるリーダーをトップに抱けるアメリカが羨ましい。
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