パナソニックが三洋電機を買収に向け交渉中との報道
何度かパナソニックが三洋電機を買収するのではとの噂はあったが都度、パナソニック側が否定してきていた。
パナソニックとしてのこの問題についての計画に関わる各種の調査が完了し、いよいよ実行段階に移ったということと思われる。
本日(1日)パナソニックは、三洋電機を買収する方針を固め、主要株主の三井住友銀行など金融機関3社と本格的な交渉に入るとのこと。
三洋は経営不振に陥った2006年に経営再建の目的で三井住友銀、大和証券SMBC、米ゴールドマンサックスに計3,000億円で約4億3000万株の優先株を発行している。
この優先株は、1株につき普通株10株に転換できる契約で、すべてを普通株に転換すると三洋の発行済み株式の約70%相当になるようだ。
これを現在の三洋電機の株価で計算すると約6,200億円になる。
パナソニックは、この優先株の過半を取得し、三洋電機をグループの傘下に置く考えだ。
もとはと言えば、パナソニックは、この10月1日に社名変更したばかりだが、1918年に松下 幸之助 氏が奥さんと義弟の井植 歳男 氏とともに大開町で創業した松下電器産業(「松下電器器具製作所」)で、一方の三洋電機は、井植 歳男 氏が1947年に創業した会社。
パナソニックの傘下から日本ビクターが離脱しケンウッドとの資本提携をした関係からパナソニックのグループは、年間売上高を落としていたが、今回の三洋電機のM&Aが合意に至れば年間売上高が11兆円を超え、日立製作所を抜いて国内最大の電機メーカーとなる。
パナソニックは、この買収について年内の基本合意を目指していると報道されている。
三洋電機は、かっては、洗濯機など白物家電商品が優れていた時代もあったが、そちらは、ハイアールとの関わりで少しミソをつけた印象。
なんと言っても電池を中心とした優れた部品技術が魅力だ。
なんと言ってもリチウムイオン電池は、世界シェア首位。
短納期の開発対応力と高い製造技術力でその地位を築いてきた。
パナソニックは、年内の基本合意を目指しているとのことだが、これからの動きが注目される。
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