赤城農水相あくまで領収証公表は拒否
赤城徳彦農水相は、10日兼ねてからの会見を開いた。
誰もが推測した通り、用意したペーパーを棒読みした印象で、「公私混同はない」と、「問題ない」との主張をただ繰り返す内容の無い会見に終わったようだ。
テレビのニュースを見ると「説明が十分に伝わっていないので、整理するつもりで説明したい」と、ゆっくりと約30分にわたって祖父の代からの事務所の歴史や選挙区事情なども説明したもの。
関係政治団体「赤城徳彦後援会」が茨城県筑西市の両親の実家を主たる事務所として多額の事務所経費を計上していた問題について「実家は後援会活動の拠点であり、真実かかった経費を適正に処理している」とのこと。
「実家以外に、水戸市や下妻市の事務所の経費を合算した。公私混同はない」と語り、あらためて架空計上などはなかったと強調した。
政治家の自らを信じて欲しいとの発言ほど嘘くさく聞こえるものはない。
朝令暮改を繰り返し、公約をどれだけ裏切ってきたことか。
しかし、経費を裏付ける領収書の公開については「現在の法律に従っている」と拒否の姿勢を貫き、各事務所の支出の内訳も明かそうとはしなかった。
年金の現在までの収支決算の内訳を明かそうとしない政府と同じこと。
首相も赤城農水相も自分たちが自分たちの都合に合わせてやりたい放題に作った現在の法律に従っているとの主張だが、法律への適合の云々が論点になっている訳ではない。
国民の目線からすると問われているのは、政治家としての、まして閣僚としての、或いは閣僚の任命者たる首相としての法律以前の透明度に対する姿勢が問われているので、これまでの経緯から、国民の眼には、限りなく不透明に見えてしまう。
歴史は繰り返すというが、全く自殺した松岡前農水相と同じ対応でやはり不透明なのだなと見えてしまう。
このような姿勢は明らかな驕りから生じているもので、国民感情を逆なでし自滅の道に向かう末期的な症状に思えてならない。
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