反町日本3-0発進/五輪予選
北京への長く険しい戦いが開幕した。初戦の相手は、香港。サッカーは、やってみないとわからない面はあるものの本来、そんな難しい相手ではない筈だ。
08年北京五輪出場を目指す、サッカーU-22(22歳以下)日本代表が香港を3-0と撃破、五輪2次予選で白星スタートを切った。
大差で勝つとの強い反町監督の意思の表れが、平山、カレン、李を3トップに据えた3-4-3の新布陣だったが、前半の結果は、前半11分に相手DFの裏へ抜け出し、FWカレンからのパスを右足のアウトでキーパーを交わし、そのまま入ると思われたが、さらにキーパーを飛び超えてゴールに思い切り蹴りこんだ平山の得点。これで1-0。しかしこの状態から加点できないまま前半を終わった。
平山は確かに合宿の成果か身体にキレが戻りつつあるように見えた。
平山、カレン、李の攻撃的なスリートップだったが連携が悪く、試合後に反町監督が振り返ったようにゴール前にフリーの選手がいたとしても、無理な角度から自分が決めようとする気負いが目立ち、パスが前線までつながらずFWへのロングボールに頼る単調な攻撃で、格下の香港だから目立たなかったもののしっかりと組織的な連携がとれているようなチームには見えなかった。
カレンも李も悪くはなかったが、1+1+1=3でしかなく、その組み合わせのリズムは良くなかった。
試合の結果は、3-0であった。しかし試合後の反町監督は、不満足な表情で以下のように語っている。
「準備はできていたが皆が違うことを考えていた。辛らつに言えば個人プレーに走っていた」。攻撃にリズムは生まれず「無意味な動きが多かった」(反町監督)。
後半には李をベンチに下げて家長を投入したが、家永がトップ下でボールをキープして中盤の選手が上がってくる時間を稼ぎ、リズムが明らかに良くなった。
家永が冷静に周囲の状況を的確に判断し、絶妙なボールコントロールを見せチームの連携を盛り上げ、後半の2点に有効に絡んでいた。
またスタートを切ったばかりだが、課題が色々と見えたことは良いことで、即刻、立て直して第2戦の14日のアウエーでのマレーシア戦に臨んで欲しいものだ。
U-22(22歳以下)日本代表の試合とは、いうものの観客席が余りにもがらがらの状態であったことが気になった。






