イタリアPK戦制し優勝
イタリアは、開始7分に前半6分にペナルティーエリア内でイタリアDFマテラッツィがフランスMFマルダを倒してPKを与え、ジダンのPKで先制されたが、前半19分にCKからDFマテラッツィがヘッドでPKの失点を帳消しにする同点弾で追いついた。
1?1のまま、延長でも決着せず、イタリアがPK戦を5?3で制した。
イタリアは、ピルロ、マテラッツィ、デロッシ、デルピエロ、グロッソの全員が成功させたが、フランスは、トレゼゲが外した。
フランスは、この大会有終の美を飾る「ジダンのために」を合い言葉に、全員が結集して、高いメンタリティを維持し、決勝戦まで良い結果を残してきた。
しかしながら、ジダンが現役ラストマッチに自ら汚点を残す結果となってしまった。
延長後半5分。この決勝戦を盛り上げてきた主役の二人(ジダンとマテラッツィ)との間で何が起こったのか。
両者は、何度か言葉を交わした後、ジダンが暴走した。
ジダンは、どんなマテラッツィの言葉の暴力に切れてしまったのかのそれまでのやりとりは、分からないが、突然相手に正対して胸のあたりに強烈な頭突きを見舞った。
マテラッツィはもんどりうってピッチに倒れ込んだが、プレーと全く関係ない場面での行為に主審、副審とも気づかない様子であった。
イタリアGKブフォンの猛抗議を受け、主審が確認の上、ジダンにレッドカードを出した。
ジダンは、黄金のトロフィーの横を憮然として通り過ぎ、控室へ消えていった。表彰式にも姿を見せなかった。
「世界最高」と評された間違いなくサッカー史に名を残すスター選手が、世界中の誰もが、予想もしなかった形でユニホームを脱ぐことになった。
イタリアでは、名門ユベントスをはじめ有力4クラブに、審判を抱き込んで有利な判定をさせるなど多くの疑惑が発覚。
代表23人のうち13人が対象クラブに所属する。
この現状を打破するには、優勝するしかないとのイタリアの選手達の開き直りが、鉄の守備を更に固め、弱かったPK戦をも制し、黄金のトロフィーを手にさせた印象だ。






