オシムジャパン不安残すインド戦
「アジア杯予選:日本3-0インド」と勝つには勝ったが、新聞は、好意的な記事のようだが、私には、選手が1ヶ月前のイエメン戦からさほど成長しているようには思えなかった。
老獪なオシム監督も選手に不満のコメントだったが、まったくすっきりとしない試合であった。
日刊スポーツによると以下のように報道されている。
「タイトル:『オシムイズム多様性を実践/アジア杯予選』
<アジア杯予選:日本3-0インド>◇11日◇インド・バンガロール
オシムイズムが、浸透し始めた。日本代表のイビチャ・オシム監督(65)が描く理想的な形が、インド戦の何度もピッチ上で展開された。前半には11人が連動するプレーを随所に見せ、MF鈴木は前半はボランチ、後半はリベロをこなす多様性を発揮。インドを3-0で退けた。1カ月前のイエメン戦の反省も生かし、ピッチ状況に応じてロングボールから得点も決めた。前半終了間際には危険な場面を招くなど瞬間のミスはあったが、日本代表が1歩前進した。
1-0で迎えた前半44分だった。中盤で中村がボールを奪い、鈴木へ。鈴木が右サイドへ大きく展開した。本来左サイドの三都主が前線へ走り込み、右足で中央にクロスを入れた。FW播戸の2点目は、あいたスペースを突きながら素早くボールを動かし、ゴールへ迫るオシム流サッカーから生まれた。オシム監督は「もし、ここで満足したらおかしい」と会見で言ったのは、これが序章に過ぎないという自信の表れだろう。
前半終了間際にはDF水本が負傷退場した。選手に「ポリバレント(多様性)」を求めてきたオシム監督はDFを入れずに長谷部を投入。ボランチの鈴木をリベロに起用した。「今日一番のポリバレントは鈴木だった。1枚下がって後半は見事に違う役割を果たした」と絶賛した。後半からは今野-鈴木-阿部が3バックを組んだ。ピッチ上には所属クラブでDFを務める選手は1人もいなかったが、動じることはなかった。
攻撃でもFW山岸智が前半は左、後半は右に回ってプレーした。メンバーを変えず、選手の多様性でチームが臨機応変に幾つもの「顔」を見せる。4年後のW杯へ可能性を感じさせる象徴的なシーンだった。
過去の反省も生かした。ピッチ状況が悪いことを確認するとロングボールを多用し、再三相手ゴールに迫った。「ロングパスならミスする可能性は1回しかない」とオシム監督。前半の2点は長いパスから生まれた。同じように悪条件だったイエメン戦(9月6日)は短いパスを多用して苦戦したが、1カ月間で成長した。
ただ、完ぺきではなかった。前半終了間際には相手左CKからフリーでヘッドを許した。何とかGK川口がセーブした直後にホイッスルが鳴り、オシム監督はピッチに入ってマークを外した阿部を怒鳴りつけた。一瞬の油断だった。また、後半には疲れからパスミスを連発するなど、今後への反省点も出た。
次戦は11月15日のサウジアラビア戦。オシム監督は「満足しちゃいけない。もっと強い相手に勝たないと」。次戦も消化試合ではない。この日、オシム監督に褒め言葉が少なかったのは、まだまだヤングジャパンに成長の余地があるからだ。【岡本学】
(日刊スポーツ) - 10月12日9時59分更新
基本的な足元の技術にインドの選手との大きな差異を感じられなかった。
インド選手の余り強いプレスもない状況で、ボールをしっかりとキープすることの基本ができていない印象でJリーグの試合での疲労による選手のコンディションの悪さとピッチの悪さなどの悪条件はあったとしてもジーコジャパン時代の選手と比較すると技術が明らかに見劣りがすることは否めない気がした。
サッカー技術には、練習だけではカバーしきれない天性のセンスもあるのではないか。
技術の劣る選手をずっと起用していってもセンスの悪さは、ある部分どうしようもないのではないかという気もする。
これで着実にオシムイズムが浸透し、進化しているとはとても思えなかった。
ボジションチェンジを器用にこなし、どこのポジションでもこなせる選手、万能型の器用な選手を集めるのも良いが、それではむしろ没個性にならないか。
若手しか視野にないようだが、ベテラン、スペシャリストも織り交ぜての集団こそ望ましい気がするが。
監督の好き嫌いに関係なく、ベテランと若手、器用な選手と不器用なスペシャリストなどのベストミックスが大切なのではないか。
むしろ、不器用でも、走ることが遅くとも、フリーキックの技術は、世界一とか。
○○の技術に関しては、世界一といった個性的な集団の方が世界に通用するような気もするが。
走る若手のオールラウンド型集団は、基本的に致命的な弱点を持った集団にならないかの懸念を感じる。
しかし南アフリカへの道は、まだまだ序盤だ、これからのオシム監督のお手並みの拝見だ。
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