桑田、退団
桑田投手の昨日のあの衝撃的な退団宣言から一日、ジャイアンツのユニフォームでの最後のマウンドは、3回までの予定を越えて7回までその勇姿をみせてくれたものの敗戦投手になってしまった。
本日の巨人の公式HPでの速報では以下のように報道されている。
「桑田真澄投手は24日、ジャイアンツ球場で行われたイースタン・リーグの湘南戦で、8月21日以来の先発マウンドに上がりました。
桑田投手は六回までは1失点と力投しましたが、七回を投げて被安打8、5失点。チームは2―5で敗れ、敗戦投手になりました。試合後、「三回の予定がファンの皆さんの、もう一回という声援で、倍投げられました。今後のことは白紙。球団と相談して決めていきます」と話していました。
ジャイアンツ球場には過去最多の3495人が訪れました。試合後には、球場に残っていたファン約2000人と、50分間にわたって握手しました。」
(巨人の公式HPより)
こちらは、スポーツ新聞(日刊スポーツ)での報道。
「巨人の桑田真澄投手(38)が23日、今季限りでの退団を球団の公式ホームページ(HP)で電撃表明した。24日に登板予定のイースタン・湘南戦(ジャイアンツ球場)について、同HPで「ジャイアンツのユニホームでマウンドに立つのは、おそらく最後になるだろう」と記した。栄光と挫折を味わった孤高の男が、自ら巨人との決別を宣言した。
桑田が、ジャイアンツのユニホームを脱ぐ。それをHPという、球界では前代未聞の形で表明した。しかも、HPは個人のものではなく、球団の公式HP上。球団の管理下にあるはずなのに、原監督、球団フロントも把握しきれていないままコメントが掲載されたというから、驚きだ。
「把握していない。本当ではないだろ? もし本当なら信じられない。(意思を伝える)順番が違うような気もする」と原監督も当惑を隠せない。
「お別れ」と題した“表明”では21年間在籍した巨人でのプレーにピリオドを打つ考え、そして最終マウンドへの決意を明かした。
明日は、短いイニングだけど、友への感謝の気持ちを胸に投げたいと思う
「友」とはファンのこと。ファンの声援に支えられ「生かされてきた」ことを自覚、感謝しているからこその言葉だ。
04年8月から白星に見放され、開幕前の2月には生涯の恩師、藤田元司元監督が他界。数カ月経ても「なんか心にぽっかり穴が空いたようなんだよね」とポツリと漏らした。それでも、開幕ローテ入りを果たし、4月13日広島戦で600日ぶりの白星。「藤田さんの目の前で見せられれば良かったけど…」
復活を遂げたはずが、右足首を痛め、4月末に2軍落ち。「2、3週間で回復した」が、その後、1軍に上がることは1度もなかった。球団幹部は「本人が残留を希望しても、枠の問題もある」と厳しい方針を示していた。一方、桑田は去就について「人は人、自分は自分。優勝が決まるまでは明らかにしないのが自分のスタイル」とマイペースを貫いていた。来季去就についてHPでは触れていないが、関係者によると、現役引退はせずに他球団でプレーする意思もほのめかしているという。
久々の先発へ、この日はジャイアンツ球場で、キャッチボールなど軽めの調整。「勝ち負けより自分のピッチングをしたい。振り返りながら、思い出しながら投げたい。最後に有終の美を飾れるように頑張りたい」と意欲を示していた。
桑田真澄のたった一度の野球人生を、大切に、そして誠実に生きたい。
常々語ってきた「200勝」達成へ、今後は、他球団への移籍を模索することになりそうだ。」
巨人の公式HPでの桑田投手「お別れ」のあいさつ文は、こちら。
桑田のような経験豊かな選手が現役でいてくれることは、チームの宝。
若手選手は、どんな優秀なコーチの言葉よりもこのようなベテラン選手の日常の姿から全てを糧にして成長するもの。
ただただ驚くのは、原監督以下の首脳陣が桑田投手と全くコミュニケーションがなかったこと。
これだけ通信手段が発達しているこの時代にコミュニケーションの方法は、色々あるでしょうが。
首脳陣もフロントも選手の価値を有効に引き出す能力が無く、ただ成り行きに任せて選手を使い捨てていることが丸出しになっていること。
桜塚やっくんならずとも「本当にがっかりだよ!」と言いたいところ。
このような発表に至らざるを得なかった桑田の気持ちや如何に。
発表の順番がおかしいなどと言う前に桑田の気持ちを読み取る一言が欲しかったところ。
そして他の選手たちが感じるのは、きっと将来の自分の姿もこうかという漠然とした不安。
ドラフトとかでも有望選手もこんな巨人に魅力を感じてくれるだろうか?
こんな有様では、口先だけでジャイアンツ愛などと言って見ても選手の心は動かせないのでないか。
一事が万事だ。
これでは、再建と言う言葉がますます遠のいてきているように感じてしまう。
ここらでナベツネさんの出番が必要かも。






