植木等さん死去
昭和の高度成長期を代表するコメディアンで俳優の植木等さんが27日、呼吸不全のため東京都内の病院で死去されました。
最近、テレビに登場されたのは、昨年末の青島幸男さんの通夜の場で、鼻に人工呼吸の酸素吸入のパイプを付けた姿で、風邪とかとのことでした。
風邪は、万病のもと、このあたりから体調を崩されていったのかも知れません。
最近は、話題にする人も少なくなったバラエティ番組の「シャボン玉ホリディ」でザ・ピーナッツやクレージーキャッツの仲間とともに演じたコント・ギャグは、絶品で、当時は、日曜の夜の番組が楽しみでした。「お呼びでない」のセリフは、谷啓の「ガチョーン」と併せて大流行しました。
それまでにも「スーダラ節」や植木さん主演のクレージーの東宝映画「ニッポン無責任時代」でサラリーマンから子供まで幅広い人気を集めていましたが、「シャボン玉ホリディ」で老若男女関係なく、国民的なコメディアンとしての位置を不動のものにしていった印象があります。
植木さんが画面に登場すると照明がさらに追加されたごとく画面全体を明るくしてくれる独特の雰囲気を発散させてくれるタレントでした。
これも「シャボン玉ホリディ」で植木さんが僧侶でハナ肇さんが絡む葬式のコントも良く印象に残っています。
僧侶姿が良く似合う人でしたが、もともと実家が浄土真宗のお寺の出身とのこと。
昭和2年2月25日、三重県多気郡荻原村(現、宮川村)生まれ。80歳でした。
生家は浄土真宗常念寺。小学校3年の時に同県度会群四郷村(現、伊勢市)の三宝寺に移る。
11歳の時に、東京都文京区の寺に預けられる。
本来は、固有名詞:「真面目」というくらいに極めて真面目な人とのことで映画やテレビでもコメディアンとしてのキャラクターとは違う、その正統派の重厚で味のある演技も見せてくれました。
ご冥福をお祈りします。






