朝青龍はどうなる
情報不足というのが朝青龍問題だ。
朝青龍の自宅での引きこもりから、ここへきて治療のためのホテル滞在となったが、肝心の朝青龍についてさっぱりどのような状況なのか不明な状態のまま。
いつの間にか理事長によるモンゴル帰国の容認の方針とのことでモンゴルでへの帰国が容認され、既定の方向付けになったような空気だ。
高木洲一郎医師(前国立病院機構東京医療センター精神科医長)が23日の夜に朝青龍を往診した結果について、報道された情報では、朝青龍は、「相変わらず問い掛けに答えず、現状維持か悪化していると報告を受けた」とのこと。(相撲協会医務委員会 吉田所長 談話)
高木医師は朝青龍が滞在している都内のホテルに約2時間半、往診し、「朝青龍は布団をかぶって横になっており、昏迷状態が続いていると聞いた」という。加えて、「前と同じで高木さんの問い掛けには答えないままです」ということだ。(ただの駄々っ子のふて寝のような印象もないではない。)
名医は、顔を見ただけで言葉を交わさなくとも診断や治療のための処方ができるのかよく分からないが、布団をかぶって顔も見えない状態と思われるのに、その程度のやり取りで、現状維持か悪化しているとの診断が下せるとは凄いものだ。
それに対して「解離性障害」との病名が付いているのも不思議な印象だ。
朝青龍の従来からの土俵態度などからは想像し難いが、今回の相撲協会が下した処分に心的外傷を受け、朝青龍が我を失った状態で医者ともコニュニケーションが取れなくなっている状態について敢えて病名をつけたように取れなくもない。
フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)によると、「解離性障害」というのは、
【心的外傷への自己防衛として、自己同一性を失う神経症の一種。自分が誰か理解不能であったり、複数の自己を持ったりする】
とのこと。
前の仮病疑惑の際には、腰の疲労骨折などの診断書が公開されていたように思うが、今回の精神的な病気治療については、当初は、医者も、病名もいろいろだったが、診断書も公開されず、治療と言うことについてもモンゴルに返すことが「解離性障害」が良くなることになるのか、どのような治療方針なのかもよく分からない。
モンゴルへの帰国は、朝青龍の当初からの希望のようだが、帰国した際に肝心の病気の治療は誰がどのように進めるのか本人任せと言うことになるのかここも極めて曖昧だ。
相撲取りは、大体は、寡黙な力士が多いが、協会幹部になってからも多くの親方衆は、寡黙。
仮病疑惑以降、この問題はマスコミでも取り上げられているがほとんど情報不足の堂々巡り。
この問題についてよく言われている通り、現状打開には、理事長裁定による方向付けしかないように思われる。
理事長方針で決めるということ。
直ちに理事長のもとに、朝青龍を出頭させ、本人と差しで判断してはどうか。
医者からの情報は、参考として、角界トップの目で「解離性障害」から立ち直れるか相撲協会に残り大横綱として復帰できそうか、その可能性がないか。
その場でこのまま引退か、治療させ復帰させるかの方針の決定を。
組織のトップとして、優柔不断は、絶対に駄目だ。
世間の空気を見ながら、成り行きで対応するなどというのではなく、トップの理事長が原理原則に基づき、白黒の明確な決着を下してくれることを多くの相撲ファンは望んでいるように思う。
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