ウオッカが安田記念を連覇
第59回安田記念(G1、芝1600メートル、3歳上、出走18頭)は、6月7日、東京競馬場で行われ、このレースの1番人気に支持されたウオッカが、直線で前がふさがるピンチを迎えたが、ゴール前200メートルの位置で開いたスペースを突いてスパートし先に抜け出したディープスカイをかわして3/4馬身差でゴールし優勝した。
また3着には、ディープスカイから1馬身差でファリダットが入った。
前がふさがってしまった不利な状況からでも諦めることなく抜け出して勝利する馬というのはこれまでの競馬では、余り見たことがない。
このレースの勝利でウオッカは、牝馬として史上初の10億円ホースになった。
この勝利でウオッカはG1も牝馬単独最多の6勝目、牝馬の安田記念連覇は1952・1953年を連覇したスウヰイスー以来の快挙となる。
ウオッカは、前走の第4回ヴィクトリアマイルでも2着馬に7馬身差の圧勝だった。
今回も同じマイルの1600メートルといっても相手が一段と強くなる。
去年のNHKマイルとダービーを連覇したディープスカイ(2番人気)とのダービー馬対決が注目されていた。
また6歳馬だが、2007年のスワンステークスから今年のマイラーズカップまでG2レースを4連勝中で、去年の毎日王冠でウオッカを差しきったスーパーホーネット(3番人気)、
カンパニー、スマイルジャックなど豪華メンバーがひしめくレース。
この日のレースでウオッカは、好スタートから内側の中団を進み、4コーナーから徐々に前へ進んできたが、最終直線で他馬が壁となり、進路が塞がれるという場面があり残り2ハロンで7番手という位置取りから空いたところを巧みに割って抜け出すとあっという間にディープスカイを捉え、先頭に立ってそのままゴールイン。
貯めてきたキレル瞬発力を一気に発揮しての勝利だった。
「いいスタートが切れたし、直線を向くまでは完ぺきだったが妙に安全策を取ろうとしたのが裏目に出てしまい、(直線で前が詰まる騎乗となり)ヘタでしたね。
ストライドを伸ばせたのは最後の1ハロンですから。
それでも勝つのだから強い。
今日は馬をほめてください」」
というのが騎乗した武騎手のコメント。
2009年限りで現役引退することがオーナーから発表されているがとにかく凄い馬だ。
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