エイシンデピュティが宝塚記念を逃げ切り勝利
今年の上半期を締めくくるグランプリレースの宝塚記念(6月29日阪神競馬場開催、G1、芝2200メートル、3歳上、出走14頭)は、5番人気馬のエイシンデピュティが逃げきって勝利をおさめた。
前夜から雨が降り続いて重馬場のコンディションで行われたグランプリレースは、エイシンデピュティがハナに立って淡々と逃げ、4コーナーで内ラチ沿いをピッタリ回って粘り、外側から追い込んできた一番人気のメイショウサムソンを頭差でおさえて、逃げ切った。
なお鞍上の内田騎手は、これが昨年のNHKマイルC のピンクカメオ以来のG1制覇の2勝目となった。今春の中央競馬移籍後としては、G1初制覇になる。
また勝ったエイシンデピュティは、6歳牡馬、父フレンチデピュティ、母エイシンマッカレン。北海道の栄進牧場生産で馬主は、平井豊光氏である。
これで戦績は、27戦10勝、GI初勝利で重賞4勝目。獲得賞金は4億4104万5000円とのこと。
時計のかかる力のいる馬場コンディションは、勝った馬のエイシンデピュティに向いていたように思える。
またメーショウサムソンは、スタート直後下げて、10番手くらいの外側から追走する位置どりで、4コーナー手前から徐々に位置を上げていった。ゴール前、激しく追い込んだが結果的に位置どりの差が響いて届かず頭差の2着となった。
なお3着には、11番人気のインティライミが入った。
また2番人気になっていたロックドゥカンブは、12着に終わった。レース後には、左後ろ脚に故障が発生。馬房車で運ばれ「左後けい靱帯断裂」と診断されたようだ。
「ゴールを過ぎた時は『差されたかな』と思ったけど、テレビ(大型ビジョン)を見たら僕の馬が少し前に出ていたので勝ったと思った。関係者の皆さんやファンの皆さんの期待にこたえられてうれしい」との内田騎手の談話だった。
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