第76回日本ダービーは、ロジユニヴァースが勝利
東京競馬場で31日に行われた第76回東京優駿<日本ダービー>(GI、芝2400メートル)は、2番人気馬の横山典騎手騎乗のロジユニヴァースが直線抜けだし、2着に入った5番人気馬のリーチザクラウンに4馬身差をつけて快勝した。
これで横山典弘騎手は、15回目の挑戦でダービー初制覇となった。
なお3着には、8番人気馬のアントニオバローズが入った。
ロジユニヴァースは、父ネオユニヴァース、母アコースティクス、母の父ケープクロス。
牡3歳で美浦・萩原清厩舎所属。
通算6戦5勝。
ロジユニヴァースの父のネオユニヴァースは、皐月賞&ダービーを勝った2冠馬で、この3歳世代が初年度産駒となる。
アンライバルドも同じネオユニヴァース産駒なので、結果的に皐月賞をアンライバルドで勝ち、違った馬での変則的な父子2冠の達成ということになる。
このレースは、あいにくの雨で馬場状態は、不良。
レース前の予想として、ハナを取るかと思われた武豊騎手騎乗のリーチザクラウンに対して、NHKマイルC馬のジョーカプチーノが好スタートからスピードを生かしてハナを切り、大逃げを打つ展開になった。
リーチザクラウンは、離れた2番手を追走する展開で、その後ろにロジユニヴァース、ゴールデンチケットと続いた。
なぜ、ジョーカプチーノがこれほどの大逃げを打つ展開をしたのかは不可解。
リーチザクラウンは、先頭と離れたので気分はハナといった状態で折り合っている様子。
また皐月賞馬で1番人気のアンライバルドは、中団からレースを進めた。
ジョーカプチーノは、4コーナーの手前で脚が止まる。
直線、リーチザクラウンがジョーカプチーノをかわし先頭に立った。
しかし、その内からロジユニヴァースが伸びてくる。
ロジユニバースが、ラスト1ハロン手前で先頭にたち、良い脚色で伸びて2着リーチザクラウンに4馬身差をつけての完勝となった。
皐月賞馬でこのレース1番人気となったアンライバルドは、直線伸びず12着に終わった。
結果的に、皐月賞で1、2番人気になったが14着、13着に終わった二頭の馬がこのダービーで巻き返した形になった。
皐月賞から短期間で巻き返した両厩舎の努力の賜物であろう。
そして、皐月賞で二桁の着順に来た馬がダービーで優勝することはないとのこれまでのジンクスを破る形になった。
アンライバルドの敗因がよく分からないが、実力通りの馬が上位に来たように思われる。
あの皐月賞での2頭の馬の敗因が何であったか不可思議に思える。
鞍上のダービー初制覇の横山典騎手は「すごくうれしいけど、レース前は馬の状態良くなかったし、どうかなと思っていた。馬に失礼なことをした。馬の底力に助けられた」と語っていた。
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