第67回桜花賞でダイワスカーレットが優勝
第67回桜花賞は、阪神競馬場の芝1600メートルに3歳牝馬18頭が出走して行われ、3番人気で安藤勝己騎乗のダイワスカーレットが1番人気のウオッカを1馬身半抑え、1分33秒7で優勝した。
戦前の予想では、3強の戦いと言われていたが、ここを勝ったらダービーに向かうかと言われていたウオッカが断トツで、ダイワスカーレットがこれに次いで、アストンマーチャンは、この2頭から少し劣るのではとの大方の予想であった。
人気は、鞍上人気も手伝ってウオッカが一番人気で、アストンマーチャンが2番、次いでダイワスカーレットとなった。
パドックでダイワスカーレットとウオッカは、3歳牝馬を思わせない落ち着きを見せていたが、すでにアストンマーチャンは、気合いが入りすぎた様子だった。
レースは、3番人気のダイワスカーレットは、好スタートから中団やや前の好位を確保。
アストンマーチャンがその少し後ろでさらにウオッカがその直後から行く展開。
中団から、アストンマーチャンが早めにするすると上がると、ウオッカがこれに続いて上がっていく。
直線に入ってアストンマーチャンは、先頭に立ちかけたがそこから失速した。この馬には、1400までの距離が向いているのかも知れない。結果は、7着だった。
ダイワスカーレットと一瞬遅れて、ウオッカもスパートした。この2頭の脚色が別次元だ。
ダイワスカーレットが少し前の位置取りだったのが、そのままの差になった印象だ。
直線に入ってスパートすると、直後につけていたウオッカの追撃を尻目にそのまま押し切り、1馬身半差をつけてゴールへ飛び込んだ。
昨年のキッストゥヘヴンに続く連覇となった鞍上の安藤ジョッキ-は、「勝ててうれしい。相手も強かったので最後まで分からなかった。ただ、この前(チューリップ賞)より自分から先に動こうと思っていた」と笑顔で話した。
といいながら安藤ジョッキ-は、ゴールの10メートル前で勝利を確信してガッツボーズの右手を挙げていた。よしチューリップ賞での経験を生かしての作戦がはまったと右手をあげたように見えた。
ダイワスカーレットは、母のスカーレットブーケが4着と勝てなかった桜花賞を勝ち、ドバイデューティフリーで3着と負けた昨秋の天皇賞の兄ダイワメジャーの無念も晴らした。また松田国英調教師にもこのレース初勝利をもたらした。
ウオッカも勝ち馬と同じ上がり3ハロン33秒6の猛追を見せたが、位置取りの差がそのままゴールの差となった。
ウオッカは、勝負には、負けたがその強さを確実に見せつけた。
なお3着には、カタマチボタンが入った。
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