岡島球宴出場:32番目の価値ある選出
ア・リーグの“32番目の男”の候補5選手にエントリーされていたレッドソックスの岡島秀樹投手が、インターネット投票による球宴のア・リーグ“32番目の男”として選出された。
今年のオールスターにはマリナーズのイチロー外野手がファン投票で、ドジャースの斎藤隆投手が推薦で選ばれており、2003年と並んで最多となる3人の日本人選手が出場することとなった。
岡島投手は、5日間のインターネット投票で、ア・ナ両リーグへの総投票数約2300万票のうち約440万票を集めて当選を果たした。440万人のファンがiインターネットで推薦してくれたのだから大したものだ。
入団当初から同僚の松坂大輔投手の陰に隠れてきた男が、その“1億ドルの男”をしのいで、輝かしい舞台へ立つことになった。
春季キャンプでは、周囲から「松坂のキャッチボール相手」程度としか認識されず、テリー・フランコナ監督の戦力構想にも入っていなかったとされる。
それでも、キャンプでは、朝の散歩から夜のシャドーピッチングまで黙々と地道な努力を続け、シーズンに入ると実績を積み上げ、あれよあれよという間にレ軍不動の押しも押されぬセットアッパーに台頭。
38試合で2勝4S、防御率0.88と抜群の成績でレッドソックスの好成績の原動力にもなった。
発表は、試合中とのことで、32番目としての選出が伝えられると降りしきる雨を吹き飛ばす大歓声と拍手が起きたようだ。
六回のレ軍の攻撃前、フェンウェイ・パークの電光掲示板に「コングラチュレーション!」のメッセージとともに、ブルペン待機中の岡島の姿が映し出され、思わずグランドの飛び出し、右手を挙げ、ファンの声援に答え、深々とスタンドにまたブルペン、一塁ベンチ前に勢ぞろいした仲間たちに礼をする岡島投手の姿がニュース等で伝えられていました。
「アメリカのファン、日本のファン、レッドソックスのスタッフ、監督、コーチ、選手の皆さん、本当に心から感謝します。皆さんの支えがあって、夢の舞台に選ばれました」とのこと。
「球宴での初球? チェンジアップですかね」と岡島がメジャーで会得した決め球を第1球に投げるようなコメントを残した。
大きく縦に落ちる岡島の決め球のチェンジアップだが、他の投手とグリップの仕方が異なり岡島投手の場合は、人指し指と中指の間に挟むようなスタイル。このチェンジアップが独特の変化をする決め球になっている。アメリカ野球の風土、ボールなど岡島投手にフィットし、陰の努力が結実してつかんだ球宴のチャンス。
球宴を楽しみ、リラックスして岡島らしさを発揮してもらいたい。
| 【このページをソーシャルブックマークしてみんなに紹介する!】 | |



