サッカーWC杯のアジア3次予選/日本4-1タイで勝利
サッカーの2010年の南アフリカ開催のワールドカップ(W杯)のアジア3次予選がいよいよ始まった。
日本代表は、タイに4―1で勝利し、勝ち点3を獲得した。
あいにくの雪が舞う天候の中、結果的には、4-1のスコアだったが、初戦を勝てたことは喜ばしいが、内容的には、今ひとつの印象が残った。
日本は21分、大久保選手が倒されて得たFKを遠藤選手が冷静に決めて先制。
これは、ボールにスピンを与え、ゴール左隅下にねらいすまして決めた遠藤選手らしいクールなFKだった。
相手キーパーは、一歩も動けなかった。
しかし、その1分後に1ボランチの隙を突かれ、鮮やかなミドルを決められてのまさかの失点。
これで一瞬、スタンドが凍り付きシーンとする苦しい展開。
しかし後半の54分には、山瀬選手が左サイド奥からペナルティエリア内に強引に持ち込んだボールが相手DFにわたり、そのクリアボールを中村憲選手がはじき、ゴール前にこぼれたボールを大久保選手が落ち着いて右足アウトでけり込み勝ち越しゴールとなったもの。
アグレッシブにゴール前に詰めていた大久保選手ならではのゴールだった。
この後、相手の10番の中心選手が累積2枚のイエローで退場。
これでタイの選手も集中が切れてしまったように見えた。
さて、これから大量得点が見られるかと思ったが、後一歩の決定力が見られない。
結局、ゴールは、相変わらずのセットプレーからの得点だけであった。66分に中沢選手、さらにロスタイムに巻選手の共にヘディングのゴールとなった。
この試合では、右サイドの内田選手の出来の悪さが目立っていた。初の公式戦代表で緊張ということかドリブル突破かパスか意図が見えないメチャクチャなプレーで相手にボールを取られていたし、後半は、ただゴール前に精度の悪いクロスを上げるだけのワンパターンという出来の悪さだった。
この出来の悪さで山瀬選手、大久保選手、遠藤選手などの動きが活かされないように感じられた。
若手抜擢の岡田カラーの演出にこだわったのか、何故、経験も技術も優れている加地選手を使わないのか不思議な気がした。
駒野選手も余り調子が良いようには見えなかった。また高原選手も故障でもあるのかゲーム感が戻っていないのかキレが悪いように感じられた。
相手をどのように崩して得点していくかというアイデアを持って動いていることを感じさせてくれたのは、遠藤選手、大久保選手、山瀬選手くらいで、勝つことは勝ったがこれから先に漠然と不安感を感じたのは、私だけではなかったように思う。
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