オシムジャパンイエメンに辛勝
アジアカップ予選A組の日本-イエメン戦、2300mの高地と悪コンディションのでこぼこのピッチとイエメンの引いた守備的な試合運びに苦戦し、引き分けかと思われたロスタイムに川崎FW我那覇和樹が何とか押し込み、1-0で振り切った。
これで勝ち点3を手にし、サウジアラビア-インド戦の結果が、7-1でサウジが勝ったため、アジアカップ予選は、2位以上が確定し、来年の7月のアジアカップ本線の出場が決まった。
見ていて疲れる試合であった。
選手は、サウジアラビア戦のオシム監督の「何も考えないでただポンポンとクロスをあげている」との言葉の呪縛にとらわれたのか、ピッチコンディションの悪い条件の中、単純なクロスを封印して、無理にドリブルで、或いは、かなり複雑なパスの連鎖にこだわっているように見えた。
そのためずっとボールをキープしていても、あと一歩で決定的かと思われるところで、相手にボールを奪われるというパターンが続いていた。
オシム監督は、押し気味に試合を運んだと言っていたが、ボールは支配していてもゴールが期待できるようなチャンスまでに至らず、イエメンのペースだったかも知れない。
オシム監督が語ったようにピッチは、サッカーの試合ができないくらい悪いことがあったかも知れないが、過密スケジュールが関係してそうなっているのか、それとももともと技量が未熟なのか一部の選手の足元のボールコントロール技術にも課題があったように思えた。
結果論になるが、この試合は、相手DFに対してゴール前でのクロスに対する高さの優位はあったので、もっと単純にクロスをどんどん上げ、ゴール前のこぼれ玉を二列目から飛び込んで蹴りこむなどの試合運びが、疲労も少なく、得点チャンスも多かったのではと言う気がする。
結果的に、ゴールにつながったのは、対サウジアラビア戦でオシム監督が何も考えないで蹴っていると批判していたハーフウエーライン手前からのDF坪井による約30メートルの単純なクロスだった。
この苦い経験を生かし、さらにタフな日本代表へと成長して欲しいものだ。
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