岡田ジャパン|キリンカップ対セルビア戦に惨敗
W杯メンバー発表前の最後の公式戦となった岡田ジャパンの対セルビア戦だが、セルビアの若手のサブクラスのメンバーのチームに日本0‐3セルビアという惨敗を喫した。
なんとなく、このような試合になるのではとの予感はあったが、相手は、W杯予選のレギュラーがほとんど外れた2、3軍の若手なのでここまで厳しい結果にならないだろうと思っていたが、結果は想像を超えていた。
この試合で南アフリカW杯での予選惨敗への懸念が高まったこととサポーターの圧倒的な岡田監督の更迭論を無視して続投を決めてきた危機感の無い日本サッカー協会への失望感が増しただけの試合だった。
いつものことながら岡田監督がこの試合で何を目指していたのかが良く分からない。
新しい選手を試す最後の機会だったのなら、怪我の中村俊と天皇杯サッカー以降体調不良で調子が上がらない遠藤を強行出場させる必要はなかっただろう。
国内組を試すのだったら小笠原と小野だったのではないか。
これまでにも良くあったことだから予想外でもないが、しかし招集だけかけて、起用に至らなかった永井選手なんかは何のために呼んだのだろう。
試合後の岡田監督のコメントが、「正直、メンバーが欠けてしまうと、同じ戦い方はできないなと感じた。」とのことだが、岡田監督の訳の分からない金科玉条の『コンセプト』を一致させることでどの選手でもポリバレントにポジションをチェンジしても同じレベルでの戦いができるチーム作りを目指してきた岡田監督のこれまでの言葉と矛盾し、いよいよダッチロール状態に入ってしまったように思われる。
組織的なサッカーというものではなく、個人技に頼る成り行きのサッカーで明らかにジーコ監督の前回大会のチームよりも劣るチームになってしまっているように思える。
右サイドバックは、なぜこれまでの岡田ジャパンの2試合で2得点という実績もある加地を起用してみないのか。
「正直、メンバーが欠けてしまうと、同じ戦い方はできないなと感じた。」とは決していってはならない言葉でこれまでのチーム作りの全てをご破算にしてしまう発言。
これまでにそういうチーム作りができなかったことの自分の監督としての力量が欠落していたことを無視した無責任極まりない発言だ。
意味無くパスを回すだけのサッカーは、今に始まったものではない。
この試合は、勝とうという気迫が伝わらず何よりも運動量が圧倒的に少ない。
「勝ちに不思議な勝ちあり、負けに不思議な負けなし」というが、負けるべきして負けた試合。
背が高く強い相手に引いて守られると決定力以前のチャンスがほとんど作れない。
選手を奮い立たせるには、これからでも遅くはない監督を変えることしかないように思える何とも不甲斐ない試合だった。
サッカー日本対セルビア-キリンカップ2010
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