日本ホーム初戦の対ウズペキスタン戦で悔しいドロー
サッカー2010年のW杯南アフリカ大会のアジア最終予選A組の日本vsウズペキスタン戦で日本は、勝たねばならないホーム初戦だったが、痛恨の1-1のドローに終わった。
相手チームの強いプレスで日本は、中盤を支配することができず、序盤から持ち味のパスワークを発揮できない苦しい展開。
相手選手の寄せが早く、ボールのいくところ常に相手の数的優位があるという状態をつくられてしまっていた。
またちぐはぐなクロスをただセンターに上げては、日本FW陣とは、圧倒的な身長差がある相手DFに跳ね返され相手にボールを奪われる単調な攻撃を繰り返すなか、クリアミスが発端となって相手のエースFWに先制点を与える。
前半27分、DF闘莉王のクリアミスが相手ボールとなり、ウズベキスタンMFカパーゼの右サイドからのパスをFWシャツキフが左足で合わせたもの。
FWシャツキフへの日本DFのマークが甘く、フリーで飛び込まれたもの。
さすがの二次予選得点王と相手FWをほめるべきか、日本チームが、対バーレーン戦の終盤の失点に対する守備の修正ができていないというべきか。
早急にDF陣の立て直しをしていかないとオーストラリアなどの高い攻撃力を持った相手には苦戦必至だろうと思われる。
試合の途中からは、故障を押して出場していたDF田中マルクス闘莉王が再三、前線にあがり、FWのようなスタイルでの異常なサッカースタイルに。
日本は前半40分、MF中村俊の左からのクロスをFW大久保がかなり無理な体勢からよく折り返し、最後は、飛び込んだ玉田が左足で押し込んで、同点とし、試合を振り出しに戻した。
後半も開始早々からFW玉田やDF闘莉王が再三シュートを放ったものの、堅い相手DFをこじ開けて得点を奪うことはできず、そのまま引き分けてしまった。
FWとMFの前線に小柄なスピードのある同系統の選手を揃えるような布陣だが、相手は同系統の選手の攻撃パターンだけに読みやすく、攻撃のパターンが限定されるように思われる。
攻撃のパターンを多様にする意味では、ゴール前で相手DFに競り負けない大型のFW選手を一人は、前線に配置すべきではなかろうか。
CKやFKのチャンスでDFの中沢、闘莉王があがってというパターンだが、相手にこのことは読まれてしまっていてマークがきつい状態。また相手にボールが渡ったときにカウンターを受けてピンチになるリスクがある。
相手チームに対する情報の活用の面でも日本の攻撃の起点となる中村俊、遠藤などへのマークはきつく、逆に相手FWシャツキフへの日本のDFのマークが緩いなど情報戦のベンチワークにおいて相手に負けていたように感じた。
このホームでの1-1のドローという結果は、前日本代表監督のジーコが相手のチームのアドバイザーであっても別に情報の量と質で両チームの差は無いと思われ、作戦、戦略面で相手チームが上であったことを認めざるを得ないのではないか。
「結果が出ないからといってコンセプトが悪いというわけではない。これを続けていくこと」と岡田監督は、語ったようだが、サッカーの試合は、コンセプトの善し悪しが問われるのでなく、勝ち負けがすべてのはずで、指揮官がこのようなずれた談話だと先が懸念される。
親善試合での対UAE戦の1-1のドローの試合といい、この対ウズペキスタン戦においても修正すべき致命的な課題があるように思えてならない。早急に現チームを作り替えていかないと今後の展開が心配である。
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