北京五輪サッカー代表/米国との初戦に惜敗
北京五輪の開会式の前にはじまったサッカーの予選リーグ。
なでしこジャパンは、先行されたニュージランドに何とか追いついて2-2のドローに持ち込めたが、男子は、後半の開始直後の1点が重く、追いつけないまま、残念な敗戦となった。
ロスタイムに入り米国キーパーは、結果、イエローカードももらったがしたたかに時間を稼ぐ。
日本チームは、堅い守備の米国を崩せず、得点できないまま試合終了となった。
前半から内田がサイドを破り、よいクロスを入れるなどの惜しいチャンスは、何回かあったが最後のところで米国のしぶとい守備を崩して得点することはできなかった。
勝ち負けを分けたのはどこか。
米国は、もっと中盤のプレスも強く、スピードを力強さを備えた攻撃を立ち上がりから仕掛けてくるのかと思われたが、中盤の日本のボール支配に対して余りプレスも少なくそこでは自由にボールを持たせてくれるという意外な展開だった。
35℃を越えていた暑さを考慮してのスタミナ対策とデコボコのクラウンドコンディションなども考慮してかカウンター狙いの守備的な勝つための試合展開をしていたように思う。
また日本代表チームを研究し、勝つためのサッカーの展開に徹していたように見えた。
日本は、直前のオーストラリア戦とアルゼンチン戦の壮行試合のような流れで、本戦らしい緊張感は余り感じられず、トリッキーなセットプレーからの展開などは、練習したことの成果がそのまま実行できていたように見えた。
恐らく米国の試合のスタイルは、予想した内容と違っていたのだろう。
日本の先発の布陣は、4-5-1と中盤を厚く森本のワントップの布陣だった。
内田が右サイドを崩してクロスを入れた時でも中盤の5人がゴール前にあがっている場面は少なく、森本が孤立している場面が多かったように思う。
ボールが米国にわたった場合のカウンターを怖れてことかと思われるが、CKの際にも、水本がゴール前まで上がるような場面も見られなかった。
中途半端のまま、日本ペースで展開しているように見えて実は、米国ペースに乗っていたのかも知れない。
いつの間にか相手を意識しすぎて、相手に対応するサッカーをやっていたように思える。
実力的に劣るかも知れない相手に相手のペースに合わせて試合をしていたのでは、勝利はますます遠のく。
それでは、確実に強いチームが勝つというサッカーになってしまう。
このような中途半端な相手対応型の同じ試合パターンだと次の試合も同じ展開になってしまう。
10日の次戦でナイジェリア戦では、完全に切り替えてアグレッシブに全員が雪崩を打ってゴールに飛び込むゲリラ式の日本ペースのサッカーに持ち込み勝ち点3を挙げて欲しいものだ。
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