岡田ジャパンがバーレーンに痛いアウェー敗戦
サッカー日本代表の2010年ワールドカップ・アジア地区3次予選の第2戦のバーレーン戦(3/26:バーレーン・マナマ)で、日本代表は、引いて守るバーレーンの守備を崩せず攻撃の糸口がなかなかつくれないまま、後半に決勝点を奪われて0-1で敗れた。
この結果、日本は、バーレーンに首位を譲り、グループ2の2位へと後退した。
岡田監督は、新しいことを試すのが好きなのか戦術的な自信に裏打ちされてのことかよく分からないが、この日の布陣は、岡田ジャパンとしては初めての3バックの3-5-2の布陣。
しかもMF遠藤をスタメンから外すという初づくしの布陣。
全てにおいてやりにくいアウェー戦としては、大胆な試みだ。
この日の試合には、中村俊などの海外組は、招集せず、唯一、海外組で招集した稲本が直前の怪我で参加できず、エースFW高原を右太ももの故障で欠くという状況だったが、FWは大久保と巻の2トップを採用した布陣で臨んだ。
案の定、選手の連携は悪く、ゴールの可能性さえ、感じさせることができなかった。
中村憲の良さも消され、ロングパスで相手の裏を狙おうという単調な攻撃になる。
中盤の選手も、バーレーンの激しいマークに苦しみ、攻撃の形をつくれない。
オシムジャパンで目指してきたボールも人も動く日本らしいサッカーは、影をひそめ、時計を逆回しして、何年か前にタイムスリップした試合のようだった。
逆にバーレーンにサイドを破られクロスを上げられて、あわや失点かという危険なシーンもあったが、中澤を中心に守備陣が何とか踏ん張り、得点を許さず、前半が終わった。
後半に山瀬に代えて遠藤を投入して局面の打開を図った。
遠藤が入り、ボールが落ち着くようになり、中村憲も見違えるように動きが良くなったように見えた。
何回かの遠藤がキッカーとなるコーナーキックとFKのセットプレーもあったが相手DFの2番、3番の選手は、共に脚をつりながらも堅い守備で日本の攻撃陣にパナルティーエリア内でほとんど仕事をさせて貰えない状況が続く。
また左サイドの攻撃的な高い位置を取っていた安田に代えて山岸を投入したが局面は変わらない。
そんな中、バーレーンのロングボールがつながり、ゴール前に上げられたクロスボールをGK川口がパンチングではじいたボールがゴール前で待っていた相手FW9番(A・フバイル)の頭に、あれよという間にふわりとしたゴール。後半32分の失点だった。
さらに打開のために日本は、阿部に代えて玉田を投入し、起死回生を狙ったがロスタイム3分の最後までゴールは遠かった。
ゴールが見えない長いトンネルに入ってしまったような状態で、日本代表のこれからに大いに不安を感じさせる敗戦だった。
日本の次の試合は、6月2日で、オマーンと横浜市の日産スタジアムで対戦する。
なぜこのような不本意な結果を招いたかの原因を徹底的に分析し抜本的に再生していかないとこのままでは、次のオマーン戦も苦戦必至だ。
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