アジア杯準々決勝/PK戦で競り勝つ
アジア杯準々決勝、日本対豪州戦は、1-1のまま15分ハーフの延長戦でも決着がつかず、PK戦となったが守護神川口の鬼のような大活躍で4-3で競り勝ち、3大会連続の4強進出となった。
昨年のドイツW杯で悪夢の逆転負けを喫した相手に悔しい思い残していた選手(高原、中村俊、中沢、川口など)の執念がもたらした勝利だった。
PK戦での川口は、自信にあふれ光っていた。まさにまけじ魂の熱い塊がゴールを守っているように見えた。
一人目のキューウェルを直感を信じて左に飛んで両手ではじき出した。そして続くニールを今度は、右手で止めた。
この2本で完全にPK戦の流れを日本の圧倒的な優位を導き出した。
PK戦は、3-3で日本の5番手キッカーの中沢が勝ちたいとの思いを込めて勝利を決めるゴールを右上に決めた。
これで決めるとの中沢の思いが伝わる良いキックであった。
前半は、膠着状態で両者スコアレスで、後半24分にCKからGK川口の前を低く抜けたルーズボールを押し込まれ先制されたが、わずか3分後にエースのFW高原がワールドレベルの個人技で相手DFを振り払い同点弾を決めた。高原らしい見事なゴールだった。
同点の後、相手のレッドカードで11-10と相手が一人少ない状態になったが、ディフェンシブに引いて守った相手にボールをキープし、パス回しでチャンスを作ろうとするがあと一歩といったところでボールを奪われたり、チャンスを作ってもキーパー正面への弱いシュートであったりしてなかなかゴールにつなげることができなかった点は、課題。
選手の交代は、豪州の方が早く動き、日本は、選手層が薄いこともあるがその時期が遅れた印象。
これまでの試合でも、途中から交替で出場した選手が期待通り活躍した場面はほとんどなかった印象。
今の代表チームには、選手層が薄く、スーパーサブ的に交替で登場し、試合の流れを一変できるような個性的な選手が見当たらないのも課題。
ところで、オシム監督が試合後、選手をほめるようなスタイルでコメントするようになって来たのは良い傾向。これがさらに厳しい条件での選手のやる気を引きだす好循環をもたらすと思う。
さて、ウズベキスタン―サウジアラビア戦(22日)の勝者との25日の準決勝では、どんな試合を見せてくれるのだろう。
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