北京五輪アジア2次予選B組日本3:0でシリアに勝利
サッカーU22日本代表は28日、2次予選B組の最大のライバルシリア代表と対戦し、3-0で快勝し勝ち点9でB組首位に立った。
試合前にこの勝負は、両者の実力が互角に近く接近した相手でないかと言われていた。
この試合で日本代表:反町康治監督は、攻撃の布陣を変えてきた。これまでの3トップから、2トップとし、トップ下に家永昭博が入る新布陣だ。
先の2試合で、トップと中盤との間が開いて、折角の3トップが余り機能していなかったため。家永は、ボールキープ力があり、高速のドリブル突破から、両サイドを切り抜きセンタリング、あるいは、自在なスルーパスと多彩な攻撃の起点になることができる。
G大阪では、家永は、昨年、左サイドバックだったが、今年は、二川と並んでトップ下の右サイドから、2トップを絡めた4人がめまぐるしいポジションチェンジを繰り返しながら、攻撃する攻撃力の核となっている。G大阪の西野監督からは、同じ左利きのアルゼンチン代表の天才FWのメッシと攻撃スタイルが似たところがあるから「和製メッシ」と呼ばれているようだ。
先日のA代表のペルー戦にも召集され、後半40分から出場。ドリブル突破でチャンスをつくりその成長した一端を披露した。
さて、シリア戦。日本は立ち上がりこそ、シリアにペースを握られ苦戦したが、やはり均衡を破り流れを作ったのは、キーマン家永の鮮やかなミドルシュートであった。両足でシュートできる技術は備えているが、利き足は左。
その利き足でなく、思い切り振り抜いた右足からの25m弾がゴール右上に突き刺さった。
「使ってもらったしアピールしないと」前半16分。ゴール左でパスを受け、中央へ切れ込んでいった。視界がゴールをとらえる。エリア外から豪快にネットを揺らした。反町ジャパンでの初ゴールに「ほんと入ってよかった」と、はにかんだ。
これが日本チームに喝を吹き込んだ。FW平山相太がエースの責務を果たした。前半24分、MF水野の右FKを中央でヘッドで流し込んだ。これで勝負の流れは、決定的になった。
さらにその後も後半26分にFWカレンから託されたパスを持ち込み、ダメ押しの3点目を挙げた。エースらしい得点だった。このFWカレンのヒールのスルーパスが鮮やかだった。
さらに多数の得点のチャンスがあったが、あと何点か取り損ねた点があった。これは、相変わらず多いパスミスと併せて今後の修正課題である。
この試合で同予選3連勝で勝ち点9とした日本は、B組の首位をキープ。次戦4月18日のシリア戦(ダマスカス)に勝てば、2位以内が確定し、同最終予選(8月22日~11月21日)への進出が決定する。
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