ポルトガル代表乱戦を逃げ切りベスト8へ!
サッカーW杯ドイツ大会決勝トーナメント1回戦のポルトガル―オランダは、W杯史上初めて退場者4人を出し、しかもイエローカード16枚も出た荒れた試合を逃げ切りベスト8に進出した。
荒れた試合を作った原因は、明らかに一貫した基準による審判ができず、混乱を収拾する能力にも欠けた主審によるところが多い印象だ。
前半のロスタイム、ポルトガルのコスティーニャが後半18分にオランダのブラールーズ、33分にポルトガルのデコ、ロスタイムにオランダのファンブロンクホルストと次々にレッドカードを受けグラウンドを去った。
試合は、ポルトガルが前半から完全にオランダに押されていた。オランダの速い展開に圧倒され、ロナルド、フィーゴの両翼もその存在が薄かった。
ゴール前、MFデコからFWパウレタへとパスがリズム良く渡り、走り込んできたMFマニシェが巧みなステップでDFをかわし、右隅に先制ゴールを突き刺した。
ワンチャンスを生かしたマニシュの飛び出しが無ければ、一方的な負け試合になっていたかも知れない。
9人のポルトガルは、DFラインに半分以上の5人を並べるという徹底した逃げ切り作戦のもと6分のロスタイムを守り抜いて勝利をつかんだ。
W杯で逃げ切って勝とうと言う際には、これくらいの徹底が必要との良い教訓を与えてくれた試合。
試合中ほぼ立ちっぱなしで指示を送っていたフェリペ・スコラリ監督。
前回大会は母国ブラジルを優勝に導いたが、この監督のW杯で11戦全勝の自信が勝利の女神を招いた気がする。
これで、ベスト8へ勝ち名乗りを上げたのは、ドイツ、アルゼンチン、イングランド、ポルトガルの4チームになった。
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