ドイツ、イタリア、ポルトガル、フランスが4強へ
準々決勝ともなるとさすがに力は、さらに拮抗して,PK戦が2試合もあった。
イタリアとウクライナは、3対0と大差がついたが、相手にボールを支配させるのがイタリアのペースとも言えない訳ではないが、試合内容はむしろウクライナがゲームを支配し、点数差ほどの差はなく、好ゲームで、結果的にゴール前での神がかり的な粘り強さが勝負の明暗をわけたように見えた。
ドイツとポルトガルがPK戦で勝ち上がり、アルゼンチンとイングランドが敗退した。
イングランドは、チームの精神的支柱のベッカムが、後半7分、相手選手ともつれ、転倒した際に、右ふくらはぎを負傷して、退場したことが、倒したDFの股(こ)間を踏みつけてのFWルーニーの一発退場、以上に痛かった。
あきらかに途中から試合をディフェンシブに進め、PK戦に持ち込んだのは、イングランド側だったように見えたが、 PK戦では、ポルトガルGKリカルドが3本止める活躍の前にイングランドは、沈んだ。
アルゼンチンは、今大会、毎試合スタンドで観戦していた母国の英雄・マラドーナ氏が、会場への入場の際に、トラブルに怒って試合開始前に会場を去って、ホテルでの観戦となったようだ。
そのため当日は、会場でのマラドーナの”神の手”を振り回す目立つ応援がなかったためか、今ひとつ、運にも見放され、1点を先行リードしていた試合でMFリケルメ、FWクレスポを交代させ守りきろうとした消極策も裏目となり、同点に追いつかれ、PK戦でも何となく元気が無いような印象で敗れ去った。
前のスペイン戦から予選リーグとは見違えるようになったフランスは、デフェンス意識が高く、ブラジルは守備重視の相手に完全に攻撃のスピードを殺されてしまっていた。スペースがなく、個人技を生かしての連動した崩しもできなかった。
フランスは攻守の切り替えが素早く、ゴール前のスペースを確実に消す素晴らしいディフェンスを誇り、相手の高い個人技にも組織的に対応しており試合は、完全にフランスのペースで進んだ。
フランスは後半12分に、敵陣左からジダンがFKでセンタリングし、遠いサイドでブラジルのマークが外れ完全にフリーとなったアンリが合わせて先制した。
試合終了まで、フランスの集中力は、途切れず、FWのアドリアーノ、ロビーニョを投入して点を取りに行ったブラジルに、ゴール前にスペースを作らせなかった。
ブラジルも枠内に飛んだシュートが1本しかなくては、勝負にならなかった。
| 【このページをソーシャルブックマークしてみんなに紹介する!】 | |



