キリンチャレンジカップ2008の対シリア戦に日本代表3-1で勝利
国際親善試合「キリンチャレンジカップ2008 ALL FOR 2010!」(11/13、ホームズスタジアム神戸で開催)のシリア戦にサッカー日本代表は、3-1と快勝した。
3つのゴールを振り返ると最初のゴールは、前半3分、DF長友が約40メートルのドリブル突破から右足で先制弾を決めたもの。
これは日本チームに勢いをつけた。
2点目は、26分フリーになった玉田が左足インサイドのボレーで中村憲のクロスに合わたもの。
3点目は、後半の17分にも、長友のパスを受けた大久保が抜けだしてのゴール。相手DFに当たってボールのコースが変わるラッキーもあった。
最初の長友の得点もそうだが、左サイドの長友と大久保との連携は、良かった。
しかし、この試合は、2010年ワールドカップ・アジア最終予選のカタール戦を前にした貴重なテストとなる試合だったが、目的は果たせたのだろうか。
相手のシリアが仮想カタールとのことだが、全くカタールを想定した相手になっていなかったように思われる。
なんと言っても国際親善試合なのでそのような試合で、怪我でもしたらつまらないとシリアの選手がこの試合に臨んでいたか不明だが、この試合でのシリアの中盤でのプレスがほとんど無く、日本が自由にボールをコントロールできる状況だったので日本代表にとっては練習のようにボールをさばくことができていたように思われる。
岡田監督もテストの試合と割り切ってはいたのだろうが、ウズペキスタン戦でのドローの悪いイメージからゴールラッシュで脱却したかったのか、FWタイプを4人前線に配したスターティングメンバーの顔ぶれを見てあたかも負けている試合で、失点も覚悟でなりふりかまわず最後の15分間に勝負を掛けて点を取りにいくようなスタートのように見えた。
カタール戦の本番を想定しての布陣とすれば、攻撃的であっても攻守のバランスを著しく欠いているように見える。
攻撃は最大の防御と言ってもカタール戦は、アウェーの試合。
まずしっかりと守りを固めることが必要だがこのシリア戦では、ウズペキスタン戦の課題が克服され、守備の堅さが確認できていたようには思えない。
ウズペキスタン戦の課題は、アグレッシブなウズペキスタンに守りを固められ得点のきっかけをつかめず、DFの闘莉王を前線で使うというようなアンバランスな面にあったのではなかったか。
このシリア戦、勝った勝ったと手放しでは喜んでいられないアンバランスを感じてしまった。
しかしこのチームにG大阪勢と欧州組が加わるとチームはがらりと変わるように思われる。
カタール戦は、どのような展開となるか注目だ。!
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