サッカー天皇杯でガンバ大阪が18年ぶりの優勝
サッカーの天皇杯全日本選手権(1日開催、第88回、於:東京・国立競技場)のガンバ大阪vs柏レイソル戦は、競り合いの好ゲームのなか90分では決着が着かず、準決勝戦と同様の延長戦となったが、延長後半から途中出場した播戸選手が116分に決勝ゴールを決めてガンバ大阪が優勝した。
前身の松下電器時代の優勝以来、18年ぶりとなる2回目の優勝を果たした。
前回の大会は、雨の中の日産自動車(現在の横浜マリノスの前身)との決勝戦で確かPK戦までもつれての優勝だったように思う。
よく勝負毎では、「勝ちたい気持ちが強かった方が勝つ」と言われるが勝ちたい気持ちではレイソルも強い気迫が感じられスピーディな攻撃は、ガンバにとって脅威に思われたがガンバは、崩れそうで崩れない不思議な粘りの守備で踏ん張りレイソルの得点を許さなかった。
ガンバの柔の守りがレイソルの剛の攻撃を巧みに凌いだとの印象。
ガンバの守備では、ここぞというときに相手のゴール許さない全員による守備連携も良かったが、とりわけ最後の砦で文字通りの守護神としてのGK藤ヶ谷の好守備が光っていた。
ガンバの選手は、連戦の疲れで満身創痍の状態にあったように思われたが、勝つための試合展開に向けての自分たちのペースに流れを作っていくとのゲームプランでは各選手の頭脳が冴えていたように思われた。
レイソルは、序盤、豊富な運動量で攻めたが、あと一歩、ゴールにつながらない展開のなかで攻めきれぬまま、延長戦に突入。そして延長戦では、徐々に細かいパスワークで主導権を握ったガンバに攻撃のきっかけも押さえられ競り負けた印象だった。
「君がヒーローになってこい」と西野監督に送り出されたという播戸選手だったが、試合中の形相は、いつもにも増してすさまじく迫力があったように見えた。
これまでの試合でアシストはあってもなかなかゴールに繋がらなかった播戸選手だったが、116分に遠藤選手、倉田選手と繋がったパスが播戸選手にわたりシュートは、一度、相手DFに弾かれたが、こぼれたボールを粘り強くけり込みゴールした。
ガンバ大阪が天皇杯に優勝できた要因としては、西野監督の好采配も大きいが、アジア・チャンピオンズリーグの戦いを通して、各選手がエクスキューズなしのプロとしてのゲームプランの知恵を体得できた賜物であるように思えた。
この優勝により、ガ大阪は連覇がかかるアジア・チャンピオンズリーグ(ACL)への出場権を獲得した。
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