セも開幕、熱戦の末 中日、巨人、広島が勝つ
プロ野球セ・リーグが30日、いよいよ開幕した。
連覇を狙う中日、V奪回を目指す巨人、広島が勝った。
中日は、1点を追う8回、攻撃陣の層の厚さを見せ、一気に5点を挙げ、7-3と逆転勝ち。中村紀の勝負強さ、代打に出た立浪の粘りなどが光っていた。
巨人は初の開幕投手を務めた内海が7回2失点と好投し、大矢監督が10年ぶりに復帰した横浜に3-2で競り勝った。
広島は5年連続開幕投手となった黒田が7回1失点。2年ぶりのリーグ優勝を狙う阪神を4-1で退けた。
既に開幕しているパリーグと併せて本格的な野球シーズンの幕開けとなった。
西武の裏金問題の悪影響、松坂大輔投手(レッドソックス)ら主力選手の米球界移籍による空洞化が懸念され、プロ野球の正念場のシーズンとなる。
9年ぶりに敵地での開幕となった巨人は、横浜スタジアムに乗り込み、10年ぶりに大矢明彦監督が復帰した横浜と対戦した。
長嶋茂雄元巨人監督が観戦に訪れ、2008年北京五輪出場を目指す日本代表チームの星野仙一監督とコーチ陣が始球式を行って盛り上げた。
始球式で山本監督と星野監督が対決した。山本監督が打席に立ち、投手は星野監督、捕手に田淵幸一氏。1球目は頭の上、2球目は背中の後ろ。3球目の高めのボール球を山本監督が空振りして始球式は終了した。
初回、今季の打線の目玉となる「1番・高橋由」が史上2人目、セ・リーグでは初となる開幕戦1回表、初球先頭打者アーチ。打った瞬間にホームランと分かる強烈な一発だった。これが巨人を奮い立たせた。
4回には李、ゴンザレスと助っ人砲の連続アーチで逆転。この3点を内海の好投し、林―豊田とつないで逃げ切った。
1番・高橋由は、神宮球場でのヤクルトとのオープン戦を前に、原監督に呼ばれて言い渡されたもの。
「今年は1番でやってもらう。スタイルは変えなくていい。巨人で初めての200本安打を達成してみろ。ひとつだけ注文がある。それは相手投手を観察し、後ろの打者に伝えてくれ」との監督の決意のセリフに「分かりました!」と快諾し、腹をくくったもの。
結果的に3発のホームランで勝ったが、最大の勝因は、内海の好投に尽きる。
3試合ともテレビで中継されていて、チャンネルを回して見ていたが、どこも開幕初戦は、熱戦で良い試合を見せてくれた。
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